小さな会社のためのオーダーメイド広報支援サービス - 広報の初めの一歩をお手伝いする、小規模会社向けの広報支援サービスです。 -

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小さな会社のためのオーダーメイド広報支援サービス

広報の初めの一歩をお手伝いする、小規模会社向けの広報支援サービスです。

快くOKをもらおう!取材先に出す依頼の書き方

取材先に出す依頼書や依頼メールに書く内容とポイントをまとめました。

おすすめは
依頼書に「媒体概要」「企画内容」「取材概要」「その他」
依頼メールに「依頼理由」
を書きます。

細かいですが、事前に詳しく伝えることで結果的に、早く返答をいただきやすくなります。ボリュームは多いですが、一度、依頼書として雛形を用意しておけば、後で何回も使えますので、便利です。

取材依頼書に書く内容

(1)媒体概要
・発行元と媒体の種類
(●●社の運営するオウンドメディア、●●社の発行するPR誌、●●社の提供するナビサイトetc.)
・読者層
(20〜30代女性、起業検討者、関東近県のWebサイトユーザーetc.)
・主な内容
(●●の使用事例、●●のスポット情報、●●に役立つ情報etc.)
・発行頻度や部数、PV数など
(毎月発行、年間●部、月間●●PVetc.)

(2)企画内容
・特集の内容
(●●を紹介するコーナー、●●に関するコラムetc.)

(3)取材概要
・取材候補日
・取材場所
・撮影の有無や担当者の希望など
(当日、来てほしい服や準備してほしいものがあれば伝えておく)

(4)その他
・掲載までの流れ
(事前の原稿確認が可能etc.)
・費用
(掲載費用はいただきません、些少ながら謝礼をお支払いしますetc)
・掲載予定
(●月上旬掲載予定、●号に掲載予定etc.)
・依頼に関する問い合わせ先
(担当者の氏名、メールアドレス、電話番号etc.)

依頼メールに書く内容

依頼理由
「実際に●●を体験された方を紹介しているので、●●体験のある●●様にお話をお聞かせいただきたい」
「●●の活用事例を取材していて、御社は●●を上手に利用されていると聞いたので活用術を伺いたい」
など、なぜ取材対象者に頼むのかという理由をまとめます。

書き方のポイント

判断材料、安心材料を提供する

「取材させてください」と言われて、何でもOKという人や会社は少ないと思います。普通は、どこにどんな内容が出るのかによって、OKできるかどうかが変わってくるので、その判断材料を依頼書にまとめて提供します。
オープン前の施設や上市前の商品などは掲載日によって出せる内容が変わってくることもありますし、話はできるが顔出しはしたくない、こういった取り上げ方ならOKなどの希望もあります。この他に前回の記事や類似のコーナーなどがある場合はそのイメージを添付すると、さらに親切です。

その人に頼む理由を明確にする

依頼内容のほとんどは雛形で対応できますが、依頼理由を書こうとすると、単純作業では終わらず、内容を考える必要がでてきます。でも、「なんで私に?」という疑問を解決できれば、快くOKしてくれることが多いです。
また、取材内容や編集方針の再確認にもなるので、「●●だから、あなたに頼みたいんです」という文を考える時間は無駄にはなりません。

これだけ事前に伝えておければ、断られることは少ないです。
その人やその会社だからこそ言える、貴重な話を聞きに行きましょう!

Profile

本多小百合
本多小百合

Honda Sayuri

1983年生まれ 東京都杉並区出身
慶應義塾大学商学部卒業 システムデザイン・マネジメント研究科修士課程修了
建材メーカーで6年間マーケティング・コミュニケーション担当を務め、広報誌編集、webサイト運用、リリース配信、広告出稿、新色開発や商標管理まで幅広く担当。
造園系団体での企画・広報職を経て、2014年にフリーランスのライターとして独立。ベンチャー企業やフリーランサーの取材記事作成、建築家・施主インタビューの記事作成などのほか、Webメディアの企画・編集などにも携わる。
ライター業に加えて、PR会社やブランド会社で必要とされる各種ライティング、取材先や取引先のPR広報にも仕事領域が広がり、2019年より”書ける広報支援パートナー”として「オーダーメイド広報サービス」をスタート。小さな会社や個人で働く人の、会社や商品を知ってもらうにはどうしたらいいか、どうしたら会社や商品を好きになってもらえるかといったコミュニケーション上の課題に対して、受け手・送り手双方の立場で仕事をした経験を生かして、伴走する。