小さな会社のためのオーダーメイド広報支援サービス - 広報の初めの一歩をお手伝いする、小規模会社向けの広報支援サービスです。 -

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小さな会社のためのオーダーメイド広報支援サービス

広報の初めの一歩をお手伝いする、小規模会社向けの広報支援サービスです。

開かずにゴミ箱行き…にならないための件名のつけ方

真面目に付き合っていたら読みきれないほど、たくさんのメールマガジンが発行されています。そこで、懸命な人々がするのは件名だけ見て、開かずにそのままゴミ箱へポイ!

……となると、大事なのが件名のつけ方です。
まずは開いてもらうために、かっこよく言えば、開封率をあげるために、件名のつけ方を意識してみましょう。

(1)メールマガジンのタイトルをつける
どこから来ているメールなのかがわかるように、冒頭に【社名】や【メールマガジン】のタイトルをつけます。「あの企業・組織から来たメールなら全部読む」と思ってくれている人がうっかり消してしまわないように必ず。毎回見ていると読まなくても字面を見ただけで、「あのメールだ!」と見つけ出してもらえるようになります。

※差出人の名前にも工夫を
件名の隣に必ず並ぶのが差出人の名前。ここも上手に使うと、限られた文字数で、どこから来た何のメールマガジンなのかを伝えることができます。

(2)お得な情報や重要な情報は最初の方に
読んでいる人にとって(←ココ大事)、お得な情報や重要な情報は最初の方に持ってきます。たとえば、「プレゼント実施中」「応募締切間近」「新商品」「明日開催」など。件名に何文字表示されるかはその人がどんなPC/スマホで見ているか、どんな設定で見ているかで変わってきます。そのため、できるだけ要件を短くまとめて伝えることが大事です。

※自分に届いたら開きたくなる?
試しに自分宛にその件名でメールを送ってみてください。受信ボックスに並ぶと、開きたくなるか、大して興味ないか、イメージしやすくなります。

(3)読みたいコンテンツなら、ひねる必要なし!
登録時に勝手にチェックが入っていたというケースでなければ、何かしらの関心を持って、メールマガジンに登録しているはずです。その関心に応えられるコンテンツであれば、素直にコンテンツの内容を説明すれば興味がひかれるはずです。

※「ノウハウ」「事例」「ランキング」「問いかけ」は気になる人が多い
たとえば、こちらは私が実際に開いてしまったメールマガジンの件名です。
「多くの競合の中からサイトを見つけてもらう方法」「広報担当者に必要な“雑談力”とは?」「都道府県&市区町村魅力度ランキング2019を発表!」

(4)メールの内容から逸脱しすぎない件名に
興味を引こうとし過ぎて、中の内容とかけ離れてしまうと、次回以降の開封率に影響してきてしまいます。メールマガジンは何度も読んでもらうこと、届くたびに思い出してもらうことが大事。信頼を失わないためにも煽り過ぎ注意です。

※開封率をあげるのは件名だけではない
配信しているグループの興味関心の方向性が共通しているかどうか、メールマガジンの配信元が迷惑メールの配信元と勘違いされていないかなども開封率に影響します。件名を工夫しても開封率があがらない時は別の原因も疑ってみてください。

自分が今までについ開いちゃったメールの件名を並べてみると、この4つの他にも新たな法則が見つかるかもしれません。件名に正解はないので、配信を繰り返しながら、いい件名のつけ方を見つけていきましょう。

Profile

本多小百合
本多小百合

Honda Sayuri

1983年生まれ 東京都杉並区出身
慶應義塾大学商学部卒業 システムデザイン・マネジメント研究科修士課程修了
建材メーカーで6年間マーケティング・コミュニケーション担当を務め、広報誌編集、webサイト運用、リリース配信、広告出稿、新色開発や商標管理まで幅広く担当。
造園系団体での企画・広報職を経て、2014年にフリーランスのライターとして独立。ベンチャー企業やフリーランサーの取材記事作成、建築家・施主インタビューの記事作成などのほか、Webメディアの企画・編集などにも携わる。
ライター業に加えて、PR会社やブランド会社で必要とされる各種ライティング、取材先や取引先のPR広報にも仕事領域が広がり、2019年より”書ける広報支援パートナー”として「オーダーメイド広報サービス」をスタート。小さな会社や個人で働く人の、会社や商品を知ってもらうにはどうしたらいいか、どうしたら会社や商品を好きになってもらえるかといったコミュニケーション上の課題に対して、受け手・送り手双方の立場で仕事をした経験を生かして、伴走する。